クイックドライフォーム

クッション材には屋外家具のために開発されたクイックドライフォームを採用しています。
クイックドライフォームは高いクッション性と高い耐永久圧縮歪を備えたフィルター状のウレタンスポンジです。
フィルター状の特殊な構造により、内部に水分を保水せず、自然とクッションの外に水分が排出されます。
これにより、非常に高い速乾性能を実現しました。
クッション内部に水分が溜まらないため、カビの発生も抑制しています。
クイックドライフォームは屋外クッションにおいて、代用品のない素材となっており、世界中の屋外家具に採用されています。

一般的なウレタンフォームには膜があり、膜に水分が引っかかることで、フォーム内部に水分を保水する。
クイックドライフォームは膜と取り除くことによって、フィルター状の骨格のみを残した。
膜がないため、水分が内部に溜まらず、自然と排出される。

アクリル原着ファブリック

Fisland Furnitureに使用しているクッションカバーはアウトドアでの環境に最適な100％原着染のアクリルファブリックを採用しています。
一般的なファブリックは生糸に着色をするのですが原着染は生糸にする前の原料の段階で着色する方法です。
繊維１本１本の中まで着色されているため色落ちが起こりにくい染色方法です。

Fisland Furnitureに採用されているファブリックは風合いが柔らかで、紫外線に対する色褪せにも高い性能を発揮します。汚れや、カビが付きにくい撥水加工も施されております。
また汚れがついても最も洗濯が容易な屋外用に最適なファブリックです。

木材

Fisland Furnitureではインドネシア産チークの無垢材を無塗装で使用しています。
チーク材は、その耐久性と美しさで知られる高級硬木です。主に東南アジアの熱帯雨林が原産地であり、家具や造船に古くから用いられてきました。チークの木は密度が高く、自然の油分を多く含んでいるため、水や虫害に非常に強いのが特徴です。
この耐水性と耐候性に加え、チーク材は紫外線や日照にも強い耐性を持っています。
これにより、屋外での使用に非常に適しています。

集積材では乾湿環境変化による木材の膨張や収縮に対し、接着部が耐えられず、浮き上がりや剥がれが発生してしまいます。そのため、集積材は一切使用せず、耐久性に優れた無垢材のみを使用しています。

また、あえて木材を塗装せず、無塗装の自然のままのチーク材を採用しています。
塗装された木材のメリットとして、塗膜が傷ついたり、塗料が劣化しない限り、汚れを拭き取る程度のごく簡単なメンテナンスのみでお手入れすることができますが、一度、塗膜にひびが入ったり、塗料が劣化してしまうと、一般のご家庭での修理がとても難しいというデメリットがございます。

無塗装のチークは天然皮革の革靴や鞄をオイルでメンテナンスするのと同様に、定期的にチークオイルやチークプロテクターを用いて、メンテナンスをすることで、光沢のある金茶色を保つことも、銀灰色へのエイジングを促すことも可能です。
ぜひ、天然のチーク材が持つ魅力をお楽しみいただき、お客様にとって唯一の家具へと育てていただければ幸いです。

アルミニウム・ステンレス

Fisland Furnitureではアルミニウムやステンレスなど、錆び難い金属に、粉体塗装を施したものを採用しています。
アルミニウムやステンレス部品は基本的にメンテナンスフリーで、表面の汚れを拭き取る程度で長くご使用いただけます。